1890年代、エルメスが最初のバッグを製作して販売したのがオータクロアです。
100年もの歴史があるそうです。
エルメスと言ったらバーキンというイメージも強いですが、エルメスのファンの中には根強いファンがいるバッグです。
今でも、元祖であるオータクロアが欲しいとこだわる人もみえます。
それから改良して発売したのがエルメスのバーキンです。
バーキンに代表されるエルメスですが、エルメスファンなら、きっとよくご存じでしょうね。
エルメスのバーキンは、持っている人が多くなってしまったから、逆に元祖のオータクロアの方が個性があっていいとこだわられる方もみえます。
オータクロアのデザインはエルメスのバーキンと見間違えるほどよく似ています。
ファンの中では似て非なるものと捉えられているかも知れませんが…。エルメスのバッグの中でもとてもレアですから、なかなか手に入りにくいのですが、すでにそれをいくつも購入している人なら、エルメスのオータクロアは欲しくなる商品です。
オータクロアを持っている人を私の周りでは知らないですが、もし持っている方が見えたら、ぜひエルメスのバーキンと間近で比べさせて見せていただきたいです。
エルメスのバーキンと比較してみてみると、エルメスのバーキンの方が、横長の印象みたいですね。
イメージで言うと、オータクロアは、エルメスのバーキンに比べて、横に短めな作りなので、真正面から見たら、正方形と言ったら伝わるでしょうか…。
そして、留め具の金具がオータクロアは角ばっています。
バッグ裏の鋲の形も違いがあり、大きく長めっぽいです。
四角に近い形なので、小さなサイズのものがありますが、どちらかというとすこしカジュアルめな印象で持ちやすいバッグかなという感じがします。
小さいサイズでもエルメスのバッグなのでカジュアルの中にもエレガントは共有していると表現したら伝わるでしょうか。
エルメスのバーキンでもそうですが、使い方によりますが、仕事のファイルや書類を入れたい場合にはオータクロア40以上の物を選ぶと、余裕を持って使えるのではないでしょうか。
オータクロアと言えば、2013年に上映した映画「ストロベリーナイト インビジブルレイン」で、玲子の持っている赤いオータクロアのバッグを菊田が間違えると、玲子に強く訂正されていたのが印象的でした。